かわせみ流日本料理
最新情報
御宿かわせみ
味便り
御宿かわせみ最大の魅力は「料理とおもてなし」であると創業当初より強く思い、
こだわってまいりました。
特に料理に関しては、常に御宿かわせみ流を意識し、
他にはない私共ならではの口福をご堪能いただくべく日々精進しております。
伝統と創意工夫を融合したその集大成が月毎のスペシャリテ「吟味特撰」です。
そして、吟味特撰を軸に、前後の味、食感、温度、色彩、器、それぞれの繋がり、バランス、
足し引きを意識して献立を構成します。
箸染め、先付、椀という前段から始まり、季節の山海の味わいを盛り込んだ前菜、
月毎の吟味特撰と進み、進肴や酢物、食事、デザートの後段に至るまで、
心地よいメロディーのように続いて行きます。
ここではその一端をご紹介させていただきます。
それはまるで物語のプロローグのようなときめきに満ちています。
驚きの一皿もあれば、中には記憶に残らないような、ふっと消える一皿もあります。
お越しいただく月々に、違った始まりをお楽しみください。
折々の節句にちなんだ器、演出に日本文化を感じていただける御宿かわせみ流前菜。
美味しさはもちろんのこと、ワクワク感も感じられる楽しい盛り合わせです。
日本の季節文化とともに五感で味わっていただきたいと存じます
四季の風味豊かな味わいを、料理人渾身の椀で表現いたします。
繊細で優しい出汁の薫りと奥深い味わいをじっくりご堪能ください。
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1.ずわい蟹しんじょう蟹味噌射込椀 / 2.フォアグラ糝薯椀 / 3.鮎入麺椀 / 4.岩牡蠣椀
十二月の吟味特撰
体長1mを超える大魚にして冬を代表する美味食材、天然九絵。脂がのり美しい白身には、きめ細かなサシが入っていて旨味溢れています。今回は厚めにカットしてステーキにします。九絵の粗で取った旨味エキスを九絵バターにして真鍮に敷いてから九絵をのせます。奥には粗の唐揚を添えました。もう一つの美味、黒鮑は、短時間蒸して程よく弾力が出てきたら真鍮に盛り付けます。肝クリームを付けて炭火で焼くことで香ばしさと磯香を引き出します。仕上げに黄韮ソース。黄韮特有の香りと食感が料理全体を引き締め、何層にも重なる味わいが広がります。
御宿かわせみ最大の魅力は料理です。これまで以上に食材を吟味し、厳選し、旬の旨さはもちろん、安全、安心な極上素材を全国各地、世界中から取寄せ、食材の滋味を活かした献立を開発し御案内申し上げます。
その年その月限定の吟味特撰は、他では味わえない御宿かわせみならではの一皿でございます。料理人がお客様への感謝を込めて生み出した渾身の献立をご堪能くださいませ。きっとご満足いただけることと存じます。
十二月のかわせみ流の一品ずわい蟹の茶碗蒸し
一月の吟味特撰
旬の吉次。大ぶりの極上物を一夜干しにして余計な水分を落とし、滋味を凝縮させます。じっくり焼いていくと、皮目から芳ばしい香りが漂っていきます。師走に続いて登場する黒鮑は、寒い季節に一層味わいが濃くなります。短時間蒸して食感と風味を引き出したら吉次とともに盛り込みます。魚介のとろとろ出汁で炊き、そこへ冬旬のフルーツトマトで取った「甘トマトのコク味」をひと匙。すると全体の味わいが昇華され、召し上がったことのない特別な吟味特撰が出来上がります。
御宿かわせみ最大の魅力は料理です。これまで以上に食材を吟味し、厳選し、旬の旨さはもちろん、安全、安心な極上素材を全国各地、世界中から取寄せ、食材の滋味を活かした献立を開発し御案内申し上げます。
その年その月限定の吟味特撰は、他では味わえない御宿かわせみならではの一皿でございます。料理人がお客様への感謝を込めて生み出した渾身の献立をご堪能くださいませ。きっとご満足いただけることと存じます。
一月のかわせみ流の一品寒鰤の炙り
二月の吟味特撰
冬旬の極上食材の共演です。ずわい蟹と濃厚な虎ふぐの白子と組み合わせて、冬トリュフを鏤めた冬トリュフスープでご堪能いただきます。最後まで澄んだ冬トリュフスープをお召し上がりいただけるよう、ずわい蟹の解し身は糝薯にして、その上に足の身をのせます。こんがり焼けた虎ふぐ白子には、自家製唐墨のアクセント。甘くなめらかな食感の冬野菜、聖護院蕪は、冬トリュフの香りを纏って一段と味わい深く。2025年2月にしか実現できない至極の冬料理です。
御宿かわせみ最大の魅力は料理です。これまで以上に食材を吟味し、厳選し、旬の旨さはもちろん、安全、安心な極上素材を全国各地、世界中から取寄せ、食材の滋味を活かした献立を開発し御案内申し上げます。
その年その月限定の吟味特撰は、他では味わえない御宿かわせみならではの一皿でございます。料理人がお客様への感謝を込めて生み出した渾身の献立をご堪能くださいませ。きっとご満足いただけることと存じます。
二月のかわせみ流の一品百合根饅頭
吟味特撰に続く料理は、献立全体の余韻を味わっていただくよう構成しています。
進肴、酢物、締めくくりの食事とデザートへ、ゆっくりと夕餉のひとときとは続いて行きます。
心地よい満腹感とともに、思い思いの旅の夜をお楽しみください
御宿かわせみ流日本料理は「元気になる料理」その本当の意味での締めくくりは朝食です。
朝の活力は美味しい朝食から と言われるように、元気になれるそしてどこか懐かしい味。
そんな朝食の一品一品を召し上がって頂き、心から体から元気になってくださいませ。